今ならまだ飛び乗れるぜ

日々の思ったことを反芻

高齢者 認知症 徘徊の結果

こんにちわ おかも都です。

 

認知症による高齢者の徘徊は1日で10㎞は進みます。

 

 

先日、祖父が祖母と買い物中にはぐれてしまい、結果、丸1日(26時間程度)行方不明となりました。

行方不明となった後、監視カメラの映像の確認依頼などを行い、親戚一同で周辺の捜索しましたが、親族では見つけることができませんでした。

見つけることもできず、ネットには高齢者の徘徊による経過日数が1日以上になると、死亡率がかなりあがるとあり、不安が募りました。

祖母も気が滅入っており、取り乱してしまうほどでした。

 

 

 

 

最終的には、警察から連絡があり、”ほかの人の家の前で転んだ際、そちらの住人の方が通報してくださった”という内容で保護に至りました。

 

 

見つかった先は、行方不明になった場地点から10㎞離れた地点でした。

 

 

ほっと安心した一方で、自分たちが探している最中に、推測したことのなかで、良かった点、悪かった点があったと思いました。

 

 

 

 

まず一番重要なことは、最初にも書いた通り、

高齢者だからと言って、近所でとどまっているわけではありません。

体力がないだろうから、遠距離には行ってないだろうと選択肢を捨て去るのは、やめたほうがいいと思います。

 

高齢者でも結構進みます。不安になるとその場に留まるということがなかなかできないのかもしれません。

 

 

もちろん近距離にとどまっていることもあるでしょう。

ですが、その遠くに行った可能性の選択肢もあるということも認識しておいてください。

 

 

 

 

 

 

その他わかったことを下記に纏めます

 

 

 

 

・まっすぐ、10㎞進んでいた。
 
 
・SNSの発信は友達とやっている程度じゃ、あまり効果がない。
 
 
・はぐれた場所(今回はスーパー)での監視カメラの映像を見せてもらい、方角だけでもわかるのはgood
 
 
・近場の公園や、座れる場所などを優先的に探していたが、遠方の選択肢を捨てるのは危険。
 
 
・都会での行方不明発見率は、結構高いような気がする。

 

 

飽くまで、おかも都祖父の事例に感想ですが、もし参考になる方がいれば。

問題解決に役立てればと思います。